本社で会議があったある日。

JR高槻駅降りて

エスカレーターに向かって

ホーム歩いてたら目の前に

185センチくらいの

イケメンビジネススーツアメリカ人🇺🇸

が僕に

 

『sorry！Do you speak English？』

 

と聞いて来た。

 

『‥これ中1の英語のあれやん、行きたい駅への乗り換え方法聞かれるやつやん』

頭の中で中学1年生の英語の

授業がフラッシュバックされた。

 

 

 

確かに僕が醸し出す

どなたでもウェルカムオーラが

このアメリカ人を引き寄せたのかも

しれない。

しれないけども

僕が使える英語は

 

together

again

sorry

 

くらいでほぼルー大柴なのである。

 

 

 

 

 

しかし困ったなぁ。

いや、たしかに僕の親父は

仕事柄、昔はアメリカで働いてて

英語ペラペラで小学生の英語教室とかで

講師してたり

母親もアメリカ居たから少し喋れるし

兄と姉はアメリカで生まれたから

ほんの少し英語かじってたけど、、、

僕だけは日本で生まれてるし

大学入る時の英語の事前課題で

「英文を和訳して感想文を書きなさい」

という課題があって全然分からないから

親父に英文を訳してもらって

感想文は自分で書いて提出したら

添削されて返ってきた課題のコメントが

 

『和訳は100点です。感想文は30点です』

 

って評価を喰らう程に日本語も怪しいのに、、

 

 

 

一瞬でそんなことが頭をよぎった

英語苦手な僕の次の一言が

 

 

『let’s go together！！』

 

 

 

英語喋れますか？に対して

渾身の一緒に行こう！

ワンピースのルフィみたいな

ノリで返事してもうた。

 

 

 

エスカレーター上がりながら

アメリカ人『@○5÷×><$3%^」・』

僕『いぇあ！オケオケ！（やば何言ってるかほんま全くわからへん大ピンチ）』

 

アメリカ人『○＊×|°$♪=|・・・kishibe』

僕『・・kishibe！？』

 

アメリカ人『yeah！』

僕『‥‥kishibe、、きしべ、、、

この辺できしべ、、、岸辺、、そうや！岸辺や！！』

 

 

 

 

ここからは窮地に立たされたにも関わらず態度だけは自信満々だった大阪に約8年住んでたから少し地理には詳しい純水ジャパニーズボーイの僕のターン！

 

 

 

そこから30秒足らずで

4番乗り場から西明石行き乗ったら行けることを身振り手振りで伝えて

無事に本場の『thank you！』を

頂くことが出来ました。

 

 

 

あのときの僕の『see you🤙』

めっちゃドヤ顔キマってたと思う。

 

 

 

その後トイレで鏡見たら

電車で食べたサンドイッチの

マヨネーズが口元についてたけど

マスクでバレてないからおっけ。

 

 

 

それにしてもええ匂いやった。

どこの柔軟剤使ってるか聞くの忘れてた。

ちなみに我が家の柔軟剤は『さらさ』です

 

 

 

 

see you！！！

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座右の銘は
他力本願
です。

嘘です。