今すぐ確認!低濃度PCB廃棄物
2023.03.22
処分期間は、令和9年(2027年)3月31日まで!
低濃度PCB廃棄物の調査をお願いします。
概要
製造後30年以上経過した古い電気機器の絶縁油は、
PCBにより汚染されている可能性があります。
こうした機器のうちPCB濃度が、0.5mg/kg(=ppm)を超え
5,000mg/kg以下のものは低濃度のPCBにより汚染された機器に該当します。
これらを廃棄する場合、低濃度PCB廃棄物としてPCB特措法において
令和9年(2027年)3月31日までに処分しなければなりません。
(※ご注意とお願い)
PCBが使用されている電気機器類の所有者が処分責任を負うため
判別・処分はご自身で行っていただく必要があります。
PCBとは?
Poly Chlorinated Biphenyl(ポリ塩化ビフェニル)の略称で、
人工的に作られた、主に油状の化学物質です。
現在は、製造・輸入ともに禁止されています。
また、PCBは脂肪に溶けやすいという性質から
万税的な摂取により体内に徐々に蓄積し、
様々な症状を引き起こすことが報告されています。
<Point![]() 国内メーカーが平成2年頃までに製造した電気機器には、 PCB汚染の可能性があります。 身近な電気機器や汚泥などがPCB汚染されていないか、 調査することが求められています。 |
PCB汚染の可能性がある電気機器
自家用電気工作物の変圧器や電力用コンデンサ等のほかに、
電気溶接機、X線照射装置、昇降機、モータなどに付属または内蔵する
低圧コンデンサがあります。
判別方法
出荷時点においてPCB汚染の可能性がある電気機器の製造時期は次の通りです。
調査~処分までの手順
PCB有無の調査、届出、処分後の手続きなどは
環境省の「低濃度PCB廃棄物早期処理情報サイト」や添付資料をご確認ください。
動画はこちら!