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【労働安全】はしごや脚立からの墜落・転落災害を無くすポイント

ニュース

2025.02.25

はしごや脚立はとても身近な用具ですが、
実は労働災害の
墜落・転落災害で最も多い原因となっています。

災害事例を見ると、骨折などの重篤な災害が多数発生し、
負傷箇所によっては死亡に至った事例も少なくありません。
年間30人弱もの労働者がはしご等からの墜落・転落により亡くなっています。

はしご・脚立からの墜落・転落災害をどのようにすれば減らせるか
安全対策のポイントをご紹介いたします。

墜落・転落災害の発生事例と対策

安全使用のポイント

はしごや脚立を使う前に、まず下記の2点を検討してみることをお勧めします。

はしごや脚立の使用自体を避けられないか?

墜落の危険性が低いローリングタワー(移動式足場)や
可搬式作業台、手すり付き脚立、高所作業車などに変更できないか?

上記を検討しても他の対策が取れない場合は
はしごや脚立の使用を安全に配慮しながら行ってください。

 

《移動はしごの安全使用のポイント》
はしごの上部・下部の固定状況を確認しているか(固定できない場合は別の人が下で支える)
足元に滑り止め(転位防止措置)をしているか
はしごの上端が上端床から60cm以上突出しているか
はしごの立て掛け角度は75度程度か

後付けの安全器具で安全性を高めることもできます。
・はしご支持・手摺金具
・はしご足元安定金具
・安全ブロック

《脚立の安全使用のポイント》
高さ2m以上での作業時は、ヘルメットだけでなく
墜落制止用具(安全帯)の着用が推奨されています。

 

ヘルメット着用の徹底

頭部を負傷した死亡災害では、うち8割強が
墜落時保護用のヘルメットを着用していなかったという統計があります。

以上のことから、はしご・脚立使用時には必ず墜落時保護用のヘルメットを
着用するようお願いいたします。

ヘルメットには「飛来・落下物用」と「墜落時保護用」の2種類があり、
荷役作業では内部に衝撃吸収ライナーを備えた「墜落時保護用」の使用が望まれます。

はしご・脚立の使用前安全点検

はしごや脚立を使用する際は、チェックリストを使って作業現場の点検をしてください。

※下記をクリックしていただくとチェックリストのPDFをダウンロードできます。

はしご安全点検シート

脚立安全点検シート

 

今後も労働安全衛生に関する情報を発信してまいります!

お問い合わせは、
営業担当または営業本部エンジニアリンググループまでお願いいたします。

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