太陽光発電の勧め
投稿日:2025.06.02
4月中旬より都道府県や市町村の補助金が募集されています。(募集しない市町村もあります)
住宅用の太陽光発電はお勧めです。、
・電気代がかなり安くなります。昼間家に誰か居られる場合は特にお勧めです。
・夏場、2階の部屋の温度が10‐15℃下がります。(冷房代が下がります)
・エコキュートなどと併せオール電化にすると、電気代ゼロもあり得ます。
・太陽光パネルが付いている屋根は傷みに難くなります。
デメリットもあります。
・初期投資が必要です。(1kW当たり30-40万円、4kWが標準)
・瓦の材質によっては、断られる場合もあります。
・屋根材がカラーベストで築10年を過ぎていると、屋根の葺き替えが必要です。
・10年後にパワコンを交換する必要があります。凡そ30万円掛かります。(太陽光パネルは30年使用可能)
初期コストは屋根の形状によって変わってきます。
・陸屋根(瓦のないフラットな屋根)では、専用架台が必要で価格がかなり上がります。
・寄棟屋根(4面で構成)では、太陽光パネルを沢山載せるには、三角モジュールが必要で価格が上がります。
・切妻屋根(2面で構成)が一番コストが安く、見た目も綺麗です。
蓄電池は、補助金が出ますが、まだまだ価格が高く、導入しても元は取れません。
蓄電池の寿命は10年ですが、蓄電容量が7割程に減少します。パワコンのように使えなくなる訳ではありません。
モニターは、価格の高い製品は見栄えが良く魅力的ですが、2年も経てば見なくなります。
この部分は、値引き交渉の対象としましょう。
太陽光パネルは、30年以上の実績がある結晶シリコン系がお勧めです。
その他材料は、10年以上の実績がなく、本当に性能が維持されるのか誰も証明できません。
安い価格のパネルには注意した方が良いです。
おわり
営業本部 エンジニアリンググループ
山本 一詞