1.17
投稿日:2025.01.17
1995年1月17日 ~30年前~
その時私は神戸市東灘区の自宅で寝ていました。
ドカーンという音とすごい衝撃と共に目を覚ましましたが、
体を動かそうとしても上から家具が折り重なって動きません。
何とか抜け出し、外にでてみたら2階で寝ていたはずがすぐそこに
地面があり驚く間もなく、家族の安否を確認しました。
まだ真っ暗の中、近所の色々な所から「助けて」の声がして、1日
中、家屋に埋まっている人を何処の誰か分からない人達と一緒に
救出していきました。
明るくなって、ふと気が付くと阪神高速道路の路面が見えるので
目を疑いました。
夕方、小学校の避難所に行くと教室、講堂、廊下は人で一杯でした。
ある校舎の1階だけは、あまり人の気配がないので見てみると
遺体安置置き場になっており、相当の数でした。
余震が続き寝れない中、よく考えると今日一日何も食べてない事
に気づきました。
不思議に空腹感がなかった事を覚えています。
これが私の30年前の1月17日でした。
営業本部
営業部長
山口 茂
入社45年目。 西川産業大好き人間です。 皆からは仏の山口と言われています。