工事前の課題
大型加熱炉を複数お持ちのお客様で、ピット下での修理や点検作業等が非常に暑く、改善をご検討されていました。今までスポットクーラーや扇風機を導入されましたが、複数の熱源が有る為、効果が有りませんでした。
工事内容
まず、ピット空間に溜まっている熱気を空気の流れを作ってピット上に上げる方法が効果が出やすいことを説明しました。
工事内容としては、
①ピット上近くの熱くない空気を送風機でピット下(約7m下)に送り込む。
②送り込んだ風がピット下に溜まっていた淀んだ空気をピット上に押し上げる。
③ピット内に空気の循環が出来る。
―これにより作業者は風を感じながら作業が出来ると提案しました。
ピット内には大型の加熱炉が複数あり、炉に繋がるダクト配管が複雑に行き渡っており、作業通路や階段もあって、送風機ダクトの経路を検討するのに数回現地下見をしました。事前準備をしっかりしてから工事をしたので工事自体は順調に完了しました。
お客様からの評価
ピット下の送風機工事は区分けして毎年行なっており、今回で3回目です。
お客様からは、送風機工事をしてから、作業者の疲労が目に見えて改善したと喜んで頂いております。
営業担当者のコメント
数年前の下見の時にピット下に入ったのですが、息苦しくなるくらい暑かったです。工事をするたびに息苦しさが改善されたことを私自身も実感しています。お客様に喜んで頂けて嬉しかったです。
工事写真



