2024.12.24
墜落制止用器具の交換目安

墜落制止用器具とは?
墜落制止用器具(旧名称:安全帯)とは、
高所作業において作業者の墜落や転落などの労働災害を防止するための保護具です。
以前は「安全帯」という名称で使用されてきましたが
2019年2月1日の法令の改定で名称・規格が変更され、「墜落制止用器具」に改められました。
旧名称の「安全帯」という名称がつくものは旧規格品ですので買い換えが必要です。
墜落制止用器具は2種類あり、作業床の高さで選択します。
作業床の高さが2m以上の場合、原則としてフルハーネス型
作業床の高さが2m~6.75mの場合は胴ベルト型も使用可となっています。
次に、墜落制止用器具の交換目安について紹介します。
墜落制止用器具の交換目安
使用開始より
ランヤード:2年
ハーネス本体・ベルト部:3年
※期間内であっても廃棄基準に達したものは使用しないこと!
必ず使用前点検を行い、万が一劣化が見られた場合は
交換目安前でも買い換えをする必要があります。
墜落制止用器具の廃棄基準
以下の廃棄基準に該当する場合は新品と交換しましょう。
また、一度でも大きな衝撃を受けた製品は、外観に変化がなくても使用しないでください。

点検チェックリスト
墜落制止用器具は、チェックリストに基づき日常的に使用前点検を行いましょう。


フルハーネス型点検チェックリストにつきましては
以下よりダウンロードが可能です。
まとめ
いかがでしたか?
当社では工事現場における労働災害ゼロを継続することを重要方針として掲げています。
豊富な知識と経験を持つ工事担当者が工場や事務所の新築・修繕・改修から設備の選定・導入までワンストップで対応しますので、お気軽にご相談ください。
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