2025.09.08

【太陽光発電】パワコン交換のすすめ

 安心・安全な太陽光発電を続けるためには、太陽光発電システムの心臓部であるパワーコンディショナ(パワコン)の交換が重要です。パワコンは発電効率や売電収入に直結する重要な機器ですが、その寿命は10年~15年と言われています。10年を超えると故障リスクが高まるため、早めの対策が求められます。最新のパワコンは効率が向上し、売電額も増加するため、買い換えるメリットがあります。本コラムでは、パワコン交換のメリットや最新のオンライン出力制御の重要性について詳しく解説します。

交換によるメリット

パワコン故障のリスク・売電ロス回避


 パワコンの寿命は約10年であり、故障しやすくなります。古いパワコンをそのまま使用し続けると、いつ壊れるか分からず、突然の故障による売電ロスが大きくなります。また、壊れるたびにパワコンの交換工事を行うよりも、まとめて交換する方が費用も節約できます。そのため、導入後10年が経過したら早めの買い替えをおすすめしています。

 <交換費用の例>

リパワリングの効果


 リパワリングとは、太陽光発電システムにおいて、経年劣化により発電効率が低下した太陽光パネルやパワーコンディショナ(パワコン)を新しいものに交換し、発電量を回復させる技術のことです。より大きな出力を持つ設備に更新すると、発電効率が高まることで多くの電力を生産することができ、運用コストを削減することができます。

出力制御「オンライン化」


 オンライン出力制御とは、出力制御機器を設置し、電力会社とインターネットでつなぐことで遠隔制御が可能な発電設備です。出力制限にはオフライン・オンライン2種類の方法があり、オンライン制御に対応することで、電力会社からの出力制御指示に対し、最小限の抑制で対応することが可能となり、売電収入減少の軽減に繋がります。
 また、3G回線が2026年3月末で廃止となる方向に進んでおり、現況の遠隔監視システムや出力制御が使えなくなる可能性があります。そのため、通信インフラの更新が必要となります。

以上のことから、電力の安定供給と売電額アップを実現するには古いシステムからの買い替えが必要です。

まとめ

 当社では、大手メーカーでパワコンの設計開発の経歴を持つ太陽光発電のプロが在籍しています!話題の系統用蓄電池・DR補助金についても相談受付中です。太陽光発電導入のアドバイスから補助金活用のサポートまで幅広くお応えしますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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