【BCP】救命講習を実施しました。
2019.12.18
当社では、2019年10月から12月にかけて、
各部門で消防署の方に来ていただいて救命講習を受講しました。
12月に本社で行なった救命講習の報告をさせていただきます💡
日時:2019年12月10日(火) 10:00~11:30
12月12日(木) 16:00~17:30
場所:本社3回会議室
内容:救命救急コース90分(胸骨圧迫・人工呼吸、AED使用方法)
1.消防署の方による心肺蘇生法、AED使用の流れの見本
2.救命に関するパンフレット、消防署の方による指導をもとに3グループにわかれて実践。
倒れている人を発見し、救急車が到着するまでに行うこと。
①倒れている人を発見。周囲の安全を確認する。
車道など危険な場所に倒れていた場合、安全な場所へ移動させる。
②反応を確認する。
寝ているだけの可能性もあるため、倒れている人の額近くに手を添え
「大丈夫ですか?」と声をかけながら肩を叩く。
初めは優しく、段々強めに叩く(計3回くらい)
③反応がない場合、周囲の人に大声で助けを求める。
人が集まってきたら、「○○色のジャケットの方、119番通報をお願いします。」と
人を特定して、119番通報とAEDの手配をお願いする。
④呼吸を見る
約10秒かけて、胸やお腹の動きを見て呼吸をしているか判断する。
→呼吸をしている場合:回復退位(体を横向きにする)
体の右側を上にして横向きになる場合、右足は膝を曲げ地面につけ、
右手は頭の下へ入れる。
↓呼吸をしていない、いつも通りの呼吸でない場合
⑤胸骨圧迫・人工呼吸
<胸骨圧迫>
手のひらを下にして両手を組み、手のひらと手首の境目近くで肘を伸ばした状態で
胸の真ん中を約5㎝圧す。
1分間に100~120回の速さで、30回声に出しながら数える。
<人工呼吸>
あごを指で軽くあげて気道確保し、鼻をかるくつまみ、胸が上がっているか確認し
ながら息を吹きこむ。
胸骨圧迫30回、人工呼吸2回の組み合わせをAEDや救急隊が到着するまで繰り返し行う。
⑥AED到着
AEDの電源を入れ、アナウンスに従って行う。
電極パッドの粘着力は強力なので、1枚体に貼ってから次のパッドのシートをはがす。
電気ショックが必要な場合、人が離れたことを確認してボタンを押す。→胸骨圧迫へ
電気ショックが不要な場合、直ちに胸骨圧迫を行う。
今回の救命講習を受講することによって、人の命をつなぐために
私たちにできることを教わることができました。
胸骨圧迫の力加減や人工呼吸のコツなど、実際にやってみないと
分からないことも多く、今回の機会があってよかったです。
胸骨圧迫によって「脳に酸素を送り続けることが重要」と
おっしゃっていたのが印象的でした。
今回学んだポイントをしっかり覚え、
いざという時に対応できるようにしたいと思います。